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今宵、あなたと。

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愛しさ

はなゆめ4号及び!
コレット6巻発売日!
書店をハシゴしてゲットした6巻がもう、なんていうか。
この世の春を始めたころのあれやこれやの既視感というかその。
とにかく、滾るっ。

もろもろネタバレですがわかる方にしかわからぬスタイル(なんじゃそりゃ)をお楽しみいただければ幸いです。
そして、なにより。
私が楽しむために書いておりますので、もろもろご容赦ご理解のほどを、なにとぞ。

****** ▼ 追記記事 ▼ ******


【はなゆめ4号ネタバレ若干あり】
≪愛しさ≫



いつか、その日が来るとしても。





人が人たる由縁は、『生死』。
限りある時を繰り返し生きて死ぬということは、不死の身には理解できぬことで。
己が無に帰る恐怖から逃れるように、冥府はオリンポス(神の世界)から隔絶された。
――――故に、わが身は。

「裁判を始める。」

孤高。

それでいい。
それが、あるべき姿。
タイタンの長子たる身が冥府へ下るなどあり得ぬ、と。
言いたいものには言わせておけばいいのだ。

「オリンポス十二神?」

なんだそれ。
は?
私をその面倒なものに加えようというのか?

……あの、猫(ゼウス)め。
余計なことを。

分かっておらんようだな。
冥府がどれほどのものなのか。
生者と死者の境の曖昧さも、その意義も。

そして。

「許してにゃん☆」

とか抜かす、その!

「帰れ。」

罪深さもっ。

「……。」
「ハデス様…?」

コレット。
お前はなにもわかっていない。
十数年しか生きておらぬ――――いや。
十数年しか『今の』生を過ごしておらぬお前には、わかるまい。
だが。

「…だっこ、します!」

それが、よい。
それで、よい。

だが。

「……いつかは、お前も。」

忘れてしまう。
私のことも、冥府のことも、この世の、すべてを。

だけど、いまは。
ただ、唯――――

愛しい。
愛しい、のだ。

コレット。
お前が。

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Author:あさ
趣味で二次小説を書いております。「この世の春」管理人でもあります。

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